私のヘビロテ時計「セイコー ブライツ フェニックス SAGQ001」
以前、ロレックスのサブマリーナー(サブ)についてのエントリを書きましたが、私のヘビロテ時計はサブ購入前後で変わっておらず、標題の「セイコー ブライツ フェニックス SAGQ001」です。
(画像はウェブより拝借)
ヨドバシカメラにて購入し、購入金額は16万円ほどです。
なぜ、この時計が気に入っているのか、まとめてみました。
利点1:ねじ込み式リューズでないこと
ねじ込み式リューズでない方がいいと思っています。確かにねじ込み式リューズは、時計の防水性を高めるためには必須のものです。しかし、日常生活の中で、ねじ込み式リューズの威力が発揮される(水がかかる)場面があるのかというと、いささか疑問です。少なくとも、私の生活ではありません。お風呂や食器洗いの時は、時計をつけませんし、トイレの手洗い時は時計をつけたままですが、その場合要求される防水性は、何m防水なのでしょうか?詳しいことは分かりませんが、数m~数十mでしょう。
私は、防水性よりも時間合わせのしやすさを優先したいです。私は、週に1度は時間合わせを行っています。この時計のリューズは、ねじ込みリューズではないので、リューズを引くだけで時間合わせを行うことができます。また、リューズが押し込まれたままゼンマイの手巻きができます。ねじ込み式リューズだと、時間合わせや手巻きをする際に、リューズのねじを緩めなければならず、リューズを戻すときもぎゅっとねじを締めなければならず大変です。
ということで、この時計のリューズはねじ込み式リューズではないので、私にとって使いやすいのです。
利点2:バンドがカッコいい&使いやすい
腕時計にとって、時計自体も大事ですが、バンドもかなり重要だと思います。この時計のバンドは、三連式のメタルバンドですが、真ん中のコマが両脇のコマよりも盛り上がっていて、立体感があります。また、バンドの表面はヘアライン仕上げ(テカテカしていない、筋が入った仕上げ)なのですが、真ん中のコマの両側面が鏡面仕上げ(テカテカ)になっていて、より立体的に見えてカッコいいです。ちなみに、その鏡面仕上げは、セイコーお得意の「ザラツ研磨」になっています。どの辺が普通の研磨よりいいのかは分かりませんが。。
この時計は、サブなどのダイバーズウォッチにありがちな、2ロック式ではなく1ロック式です。2ロック式の方が、時計が外れる恐れがなく安心ですが、過酷な状況で時計を使うことがないので、単純な1ロック式で十分です。むしろ1ロック式の方が時計をつけたり外したりしやすいです。
利点3:文字盤がシンプルでかつ機能的であること。
文字盤に縦の線が入っていて高級感があります。また、針やインデックスに蛍光塗料が塗られていて、夜間も時間を確認できます。この時計よりも高級なグランドセイコーの時計は、針やインデックスの先端が鋭く尖っていてキラキラしているので、とても高級感があるのですが、蛍光塗料が塗られていないため、夜に時間が確認できず不自由なのではないかと思います(持っていないので想像ですが)。
利点4:パワーリザーブが長いこと
この時計のパワーリザーブ(ぜんまいをフルに巻いたときに時計が駆動可能な時間)は50時間です。大抵の機械式時計のパワーリザーブは40時間くらいだと思いますが、この10時間の違いは大きいです。この時計ならば、2日間つけていなくても3日目の朝までは動いています。パワーリザーブが40時間の時計だと、3日目の朝に止まっていることが多いです。
利点5:リューズが大きい。
リューズが大きいと、基本的に邪魔なのですが、操作する上では使いやすいです。ついつい回してしまいます。
利点6:他人の時計とかぶらない。
この時計は人気がない上に、既に廃盤になっています。ですので、他人の時計とかぶることは、まずありません。まあ、これは欠点でもあるのですが。。。
利点7:値段が安い
値段が安いので、気兼ねなく使えます。サブを使うときは、結構左手を気にしてしまいます。。
ここまでがこの時計の気に入っている点なのですが、気に入らない点もありまして、次回のエントリでは気に入らない点について書きたいと思います。