ロレックス サブマリーナー ノンデイト（Ref.114060）について その２

それでは、気を取り直してサブのレビューを書きたいと思います！

【購入時】

中野ブロードウェイの某並行店にて購入しました。約６０万円也。

前回のエントリではエクⅠの気になる点について書きましたが、購入時までエクⅠにするかサブにするか迷っていたので、両方の時計を試着しつつ、どちらにするか考え、つけては外しを１０分程繰り返し、最終的にサブを買うことにしました。エクⅠとサブノンデイトでは１０万円程の価格差がありますので、両方を比較したらやっぱりサブの方がよく見えてしまいます。本当は５０万円代で購入額を抑えたかったのですが、誘惑に負けました（笑）。

購入から2ヶ月程経っており、使用した感想について下記に記載します。

【全体的な見た目】

宝飾品のようにキラキラ輝いていて、見栄えがとてもいいです。文字盤とベゼルは光沢があり高級感があります。文字盤とベゼルが黒なので、飽きがこず、どんな洋服にもマッチします。黒いギザギザなベゼルが若干派手です。どこかのブログで、サブはスポーツモデルなので、ピカピカな状態より、使い込んで傷があった方が味があっていいと書いてあるのを見かけましたが、私は、このピカピカな状態がいつまでも続けばいいなと思っています。

【バランス】

旧型モデルと比較して、バーインデックスがやや大きくなっており、見た目のバランスが変化しました。私は、現行モデルの方がバランスがよいと思います。このバランスの良さは見ていて本当に気持ちがよく、漆黒の下地に真っ白なインデックスと針の配置は、ある種の様式美を感じます。例えるなら、京都、竜安寺の石庭の石の配置のような絶妙なバランス。小さな文字盤に宇宙のような普遍性を感じてしまいます（ちょっと言い過ぎかもしれませんが。。）。

【サイズ】

 ダイバーズウォッチは、サイズが大きいという固定概念がありましたが、この時計は４０ｍｍで、その固定概念を打ち破る小ささです。厚みも思いのほか薄いです。このサイズは、私にジャストフィットでした。

【重さ】

サイズが小さい割に重いと感じます。１５０ｇ強とのことですが、結構ずっしりきます。

【スーツとの相性】

私は、スーツ着用時にこの時計をしています。２ｃｈなどでは、スーツ着用時にダイバーズウォッチをつけることは、時計の使用目的に反するし、見た目もダサい（ホストみたい）という見解が見られます。当初からスーツ着用時の時計としてロレックスを購入しようと考えていたため、この点は購入時のネックでした。ネット上では、エクⅠはオンオフどちらでもOKという意見が多数でしたし（人の意見に振り回される性格なので。。）。

実際サブをスーツ着用時に使用してみると、２ｃｈで言われるほどの違和感はありませんでした。デザインは派手ではありますが、サイズが小さいのであまり目立たないからかもしれません。

使用目的に反するという意見がありますが、そもそも高額なサブをダイビングに使用する人なんていないと思いますし、本格的なダイバーはいろいろな情報を知ることができるダイブコンピュータを使用するとのことですので、この意見は成り立たない気がします。とはいえ、スポーツモデルのデザインは、カジュアルな服と相性がいいのは確かです。

【ねじ込み式リューズ】

防水性確保のため、サブはねじ込み式リューズを採用しております。私は、ねじ込み式リューズ初心者ですので、時間を合わせるのが面倒だなと感じています。今まで買った時計は生活防水の時計でしたので、リューズを引けば即時間を合わせることができたのですが、このリューズは一度ネジを緩めてから時間を合わせなくてはなりませんし、時間を合わせた後もギュッとネジを締めなくてはなりません。水の心配はありませんが、水を心配するような場面はそんなにありませんので、時間合わせが楽にできたらいいなと思っています。

心配性かもしれませんが、ネジを締めたり緩めたりを繰り返すとケースのネジ孔やリューズのネジ部がバカになってくるんじゃないかと思ってしまいます。そんなにヤワではないとは思うのですが。。

時計屋の店員に、なるべくリューズでゼンマイを巻かない方がいいと言われました。他の時計では、自動巻きでも、動力確保のため、朝、手で巻くのが習慣になっていたのですが、サブではやらないようにしました。また、土日は時計をつけないので、週明けは大体時計が止まっているのですが、店員の言った通り、手では巻かず、朝最寄駅まで歩く間に自動で巻いて、電車内で時間を合わせています。朝の最寄駅まで歩くときが一日で一番時間を知りたいときなのですが（笑）。

【ノンデイト】

元々デイト機能のないエクⅠを購入しようと思っていたので、 サブでもノンデイトを購入しました。今まで購入した時計はすべてデイト機能ありの時計だったのですが、日にち合わせが面倒な割に、あまり日にちを確認する場面がないので、なくていいのかなと思っていました。ですが、いざノンデイトのサブを使ってみると不便さをちょっと感じます。月に４、５回、職場内で社外の方と話す機会があり、その時に納品書に日にちを記入するのですが、サブをつけているときは、話している社外の方に日にちを聞いてしまいます。自意識過剰かもしれませんが、その人に、「そんないい時計をしてるのに、日にちが分からないんだｗｗ」と思われている気がしてなりません。。

サブデイトとノンデイトとの価格差が１０万円以上なので、「デイト機能に１０万は、ちょっと。。」と思っていますが、頑張ってデイトを買ってもよかったかもしれません。巷では、デイトの方が人気がありますし。でも、私はノンデイトのシンプルなデザインを気に入っています。時間合わせも楽です。

【その他】

サブは、デイトが中心ですがとても人気のあるモデルなので、他の人とのカブリも懸念されます。しかし、電車などで、他の人の時計を見ていますが、丸の内線ではあまりサブを見かけません。印象としては、エクⅠの方が多いかな。

今まで購入した時計の中で、一番高額な時計ということもあり、着用時は傷つけないように気を使っています。心配性なので、歩いているときに転んだり、自転車に後ろから激突されないかなとか、車にはねられたら保険屋はこの時計の修理代も払ってくれるのかなとか、ヤンキーに取り囲まれてサブを強奪されないかなとか、いろいろ考えてしまいます（笑）。

【まとめ】

 以上サブについて書いてみましたが、まとめの感想としては、満足感が大きく、「買ってよかった！」と思います。

お読み頂きありがとうございました。